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のん・すもーかー通信 2002年号 2002・4・30発行
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1、2002年WHO世界禁煙デーのスローガン WHOの決定した今年の世界禁煙デー(5月31日)のスローガンは、 “Tobacco Free Sports ― Play it clean”に決まりました。 日本語では「スポーツにタバコは無用、爽やかなプレーを」ということになります。 今年2月に行われたソルトレークシティーオリンピックに続き、日韓共催のサッカーワールドカップが目前に迫っており、今年は大きな国際的スポーツイベントが二つも行われます。しかしながら、タバコ産業は、世界中の注目の集まるスポーツイベントを宣伝媒体に利用しようともくろみ、毎年巨額の資金をスポーツイベントのスポンサー活動に注ぎ込んでいます。WHOは、このような傾向を強く非難しており、今年のスローガンとなりました。
2、北海道禁煙週間行事のお知らせ 今年の禁煙週間(5月31日〜6月6日)の行事が決定しました。 先ず、禁煙パネル展は、札幌地下街で5月28日(火)〜6月3日(月)に開催されます。禁煙週間のPRやタバコの害を訴えるパネル展示などを行います。 続いて、5月30(木)、31日(金)の二日間は、道庁ロビーで「No−Tobacco展」を開催し、禁煙ポスター懸賞募集優秀作品や世界の禁煙ポスターの展示、禁煙資料の配布を行います。 また、世界禁煙デー当日の31日(金)には、禁煙110番(電話による禁煙、分煙の相談−代表電話011−222−5447)を行います。 なお、恒例の禁煙パレードは、ワールドカップ警備の関係上、残念ながら中止となりました。
3、禁煙週間のポスターができました。 今年の禁煙ポスターは、昨年の懸賞募集で小中学生の部の最優秀作品に輝いた室蘭市立御前水中学校野本夏美さんの作品をもとに製作しました。 兎やパンダが登場するかわいいポスターで「禁煙でみんなの笑顔取り戻す」というスローガンもぴったりです。禁煙週間実行委員会では、北海道教育委員会を通じて、全道の小中学校に配付しました。 守る会の皆さんにもお送り致しますので、目立つ場所に貼って、禁煙週間のPRをして下さい。 また、恒例の平成14年禁煙ポスター懸賞募集要項を同封しました。 締切りが迫っておりますので、お早めに応募して下さい。
4、「タバコを吸い始めた人が読む本」
守る会の皆さんが中、高校生達の喫煙防止教育を担当される機会がありましたら、 教材として活用して下さい。 なお、日本医師会は昨年から組織として禁煙運動に取り組むことになり、患者に対する禁煙指導にも力を入れる方針です。医師会が浜島医師の記事を会報に掲載したのも、医師会の姿勢の現れだと思います。
5、守る会HPの発足予告 IT時代の波に乗り遅れないよう、当会においても本格的にホームページ立ち上げることに致しました。(http://homepage1.nifty.com/nonsmoker/) 禁煙週間などの行事予定、活動報告、過去20年のあゆみ、禁煙に関する情報提供などを随時行っていきたいと思います。5月中旬に開設の予定ですので、どんどんアクセスしてください。 また、すでに禁煙運動に取り組む各団体が、ホームページ上でタバコに関する有用な情報を提供していますので、紹介させていただきます。 ・日本医師会 http://www.med.or.jp/ ・禁煙医師連盟 http://www.nosmoke-med.org/ ・健康ネット http://www.health-net.or.jp/ ・「こどもに無煙環境を」推進協議会 http://www3.ocn.ne.jp/~muen/ ・歩きタバコについてひとこと言いたい http://www2j.biglobe.ne.jp/~akkyi/tabako/ ・まゆみ先生の禁煙外来 http://www.venus.dti.ne.jp/~drmayumi/ ・北海道分煙社会をめざす会 6、会員の声 札幌市 伊 藤 千 秋 様 この運動は正に「賽の河原の石積み」みたいなものです。一つでも地道に取り組むしかありません。煙草は巨悪な人心を取り込むデーモンでしょう。 島田市 桜 井 祥 代 様 38年間の公務員生活を去り、21世紀は地域の人として活動します。主人と息子を無煙主義者に、職場も全庁禁煙化に成功し、これからは孫を煙害から守る。世の中も、ご都合主義から正直な社会に変えよう。 浜松市 上 村 茂 様 浜松で医師が中心メンバーの「こどもをタバコから守る会」が発足します。当日は市長もあいさつに見える予定です。もちろん私も世話人の一人として活動を盛り上げます。タバコ反対の市民運動は全国で益々隆盛になっています。
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